オウム病


鳥類からうつる病気で、オウムの病気に思われがちですが、すべての種類の鳥が保菌している可能性があります。とくに、セキセイインコの保菌率は高いようです。鳥の場合は、不顕性感染や全身感染となるため症状は、まちまちです。また、病気を確定するための検査は小鳥の場合なかなか難しいので、動物病院、動物診療所に相談して、予防的な薬の投薬を行うこともできる場合があります。また今まで飼っていた鳥に、新しい鳥を加えるときには、数週間の隔離飼育をして、なにか病気を発症しないかどうか確認するのも良いかもしれません。人に感染した場合は、一般的に鳥の糞便飛沫を吸引したことによる呼吸器感染の形が多いようですが、最近、人でも全身感染症から、死亡したケースもあるようです。


感染予防の一例

糞便の始末は、毎日行い糞を貯めないことがとても大切なことです。

口移しで餌を与えないようにしましょう。

キスをしないでください。

糞を直接触らないでください。

トリを触ったり、ケージの掃除をした後は、よく手を洗ってください。

食事をする部屋などでは、放し飼いにしない様にするほうが良いでしょう。