予防の一例


動物に適切な治療を加えることはもちろんですが、その動物を世話するときには、直接汚物に触ることは避け、汚物は、できるだけ早くかたずけ、周囲に汚物が付着するのを防ぐことが大切です。

世話した後は、よく手を洗うことが必要です。

特に、調理をする時には、よく手を洗ってください。

消毒

汚物の付着したもので捨てることが可能なものは、廃棄してください。

廃棄する場合も、他の人が汚物と知らずに触ることがないように袋などに入れて廃棄してください。

廃棄することが不可能な場合、消毒薬を使うわけですが、消毒薬は、危険なものもあります。適切な使用方法を守らなくてはなりません。また、汚物の種類によって使用する消毒薬の種類が違いますから、使用する前に専門家の指導を必ず受けてください。消毒薬の中には、中毒を起こすものもあります。

洗浄が可能なものでは、よく洗浄することにより細菌量を限りなくゼロに近づけることが、最大の消毒につながることを忘れてはいけません。

手を洗うときは、普通の石鹸でもよいのですが、薬用石鹸の方が効果的かもしれません。